Thothの日誌

日々の活動や読んだ本について書き綴っていこうと思います

語学の際の教材優先度

これまでに英語とスペイン語を主に学習し、Duolingoを用いてアラビア語ヘブライ語、フランス語など数多くの言語を学習してきましたが、語学をする際に必要になる教材の優先度が分かるようになってきました。僕は社会人になりましたので試験で求められるような語学力とは異なる、リスニングとスピーキング、また自分の考えを述べるライティング力に重きを置いた場合の優先順位となります。

優先度低

(紙の)辞書

語学といえばまず文法書と辞書、単語帳でしょ!と思うかもしれませんが、優先度は最低ランクに位置しています。僕も買いましたが既にホコリをかぶっています…。知っている語彙数ではなく使える語彙数を増やそうと思うと辞書ではかなり厳しいです。知らない単語を調べる際もページをパラパラめくっていたら時間がかかってしょうがないです…。

文法問題集

語順、名詞の性別、動詞の活用など知っていないとどうにもならない事項を押さえたらいいかなと思っています。ひたすら文法問題を解いてその問題の傾向を知ったとしてもそれは試験にパスする為の力になりやすいため、ずっと文法問題をするのはまずいかなと思います。

優先度中

基本的な文法書

英語で例えると中学英語レベルの文法書はあった方がいいかもしれません。未知の言語を学習するときは文法書を見ないで一度取り掛かり、それから文法書を確認すると効果的な学習になるそうです。

電子辞書

紙とはうって変わって電子辞書(Kindle内臓やスマホアプリなど)はあると助かります。また、スマホの場合、学習する言語で音声入力をすることで発音の練習にもなるので一石二鳥です。

優先度高

学習する言語で書かれた書籍、あるいは文章(ネット上など)

書籍、というと堅苦しいかもしれませんが子供向けの絵本もありだと思います。というよりそこから入らないと厳しいかもしれません。ですがネイティブが書いた文章に触れるのはひたすら文法問題を解くよりも効果的だと思います。何故なら私たち日本人も完璧な日本語を話すわけではないからです。僕の上司は韓国人なのですが、日本人は日本語の教科書通りにしゃべらないと言っていました。
また、文章を通してフレーズや単語を覚えていくのが単語学習においても効果的だと思います。単語単体だけで覚えるのは非常に難しいため…。最近の単語帳ではジャンルや分類ごとに単語をまとめてくれているのでそこはありがたいと思います。ですがそれはあくまで補助ですね。

音源

僕はオーディブルを活用しています。英語フランス語スペイン語などはリンキング(単語と単語がくっついて発音されるアレ)がある為、音声も聞いておくのを強くお勧めします。また抑揚やアクセントの位置、リズムや単語間の切れ目をつかむのも重要ですね。

動画(ネットフリックスなど)

動画の良い所は言葉がわからなくても登場人物の表情や動作などから状況を推察できるところですね。僕も動画を見るようになってから人の表情を読み取るのが少し上達(した気が)したと思います。

まとめ

学生時代と社会人になってからの学習の違いは目的の違いでしょうね。学生の場合はどうしても試験にパスする為という目的が強いです。社会人になってからは目的を持って必要な項目に絞って学習することが重要です。これは上から目線に見えるかもしれませんが僕自身が自戒を込めて書いています。
例えば僕の場合でしたら英語では論文や科学的な本を読みたいと思っているのでそれに関連するものを読んでそれからわからない単語を調べるべきなんでしょうね。