Thothの日誌

日々の活動や読んだ本について書き綴っていこうと思います

スペイン語学習メモ

最近スペイン語学習を始めたので、Google検索すればたくさん出てくるような解説サイトや文法について詳しく説明しているサイトのように書くことができるほどまでのレベルではありませんが、初心者なりに学習して気になったことをまとめました。

スペイン語の特徴

母音が日本語と同じで基本的に子音+母音の構成で発音します。その為日本人にとって習得しやすい言語と言われますね。とはいえ、ネイティブのスペイン語はとても高速かつマシンガンのように発音していくので聞き取る際はなかなか大変です。Netflixスペイン語版のアニメを視聴しますがまず聞き取れないです。まずはオーディオブックなり、速度を操作できるものから始めるのが吉ですね。


動詞は時制や人称によって活用が沢山ありますが、慣れてくるとパターンが掴めてきます。沢山活用形はありますが、まずは直説法現在と点過去の1人称単数、3人称単数が分かれば何とかなります。(会話の場合は2人称単数の方が優先度が高い)
また、名詞には性別があるのでそれに合わせて冠詞や形容詞が変わります。
La casa blanca(その白い家)
Los casas blancas(それらの白い家)

単語から品詞の想定(予想)がしやすい

_o →男性名詞、形容詞男性形、直説法現在1人称
_a →女性名詞、形容詞女性形、直説法現在3人称
_e →名詞、形容詞
_cio, _cia →形容詞、名詞
_je →男性名詞
_al →形容詞
_ción →女性名詞
_dad → 女性名詞
_mente →副詞
語尾にアクセント → 点過去


語順は基本SVO

動詞が主語と時制を担っているので主語が省かれる事が多いです。三人称を主語にする場合にSVOになってそれ以外ではVOと思った方がよさそうですね。
但し、ここが英語と異なるところなのですが、代名詞が目的語になるときが少々厄介です。
直接目的語(~を)、間接目的語(~に)共に代名詞の場合、動詞よりも先に置きます。この時はSOVになるんですね。間接目的語の場合、代名詞とその名詞の両方を置きます。
S + IO(代名詞) + V + DO(名詞)になります。
La momemos en el retaurante.
(私たちはレストランでそれを食べます。)

El profesor les escribe unas cartas a sus estudiantes.
(先生は自分の先生たちに手紙を書く。)※lesは女性名詞複数の直接目的格代名詞。



直接・間接共に代名詞の場合、間接目的語から置きますが、両方とも3人称だった場合、間接目的語はseに変化します。
Se la quiero comprar.
(彼女/彼にそれを買いたい。)

quererなどの不定詞を使って目的格も扱う場合、単語をくっつけることもできます。
Quiero comprársela.



辞書の例文を読んでいくと、主語が短い人名とかだとVSOの語順、またはSが省かれてVOになる事が多いですね。反対に主語が長くなった場合はSが文頭に来ることが多い印象です。


人は変わりゆくもの?

英語でのbe動詞にあたる動詞がスペイン語には二つ該当します。一つがserともう一つがestarです。(共に不定形)
serは主語の基本的な性質を表す場合に使います。
(例)
Soy un hombre. ←私は男です。
こちらはすぐに変わらない性質に対して使います。
それに対してestarは主語の一時的な状態や所在を表します。
(例)
Estoy cansado. ←私は疲れている。

スペイン語圏の考え方では人はある程度変わりゆくものという認識なのかもしれませんね。

語彙数増やし

2022/10/27追記
現在は語彙数を増やそうとDROPSというアプリとスペイン語辞典で赤字の単語とその例文を書き写しています。スペイン語独特の表現があるのでそれを知ることが先決ですね。また、単語帳では分野ごとに単語をまとめてくれているので名詞や形容詞は普通にこちらを使って動詞や副詞は辞書で例文を写経するのがスペイン語の理解を深めるのに効果的ですね。
また最近、単語のみでは覚えるのが難しいと感じるようになったので文章を写経し、フレーズなり句単位のフレーズで覚えていくのが結構オススメであると気づきました。

写経に挑戦

パレオさんのブログで外国語を習得するには外国語の文章を写経してみると良い、と書かれていたので私もやってみようと。現在写経している本が「Jack Mullet de los siente mares」になります。語学をする際は難しい本から入らずに子供向けの本から取り組んでみるのが鉄則ですね。本はKindleで入手しました。ペーパーブックを輸入すると高くなってしまうので…。
確かに写経してみると、文章の構造が身についた気がします。どこが動詞句か、名詞句か副詞句かが分かるようになってきました。

入力する際

iPhoneの場合、スペイン語のキーボードは簡単に設定できますが、日本語式のハードになっているパソコンのキーボードではなかなか大変なのでアクセントの部分はドラッグしてから「変換」キーを押せばアクセント付きの文字を選択できますね。
この方法ではアクセントが沢山出現する場面では難しいですが…

競技ダンス部所属でしたが…

大学は社交ダンスを競技にした部活に所属しておりましたが、そのダンスの際に使用していた曲たちが結構スペイン語の曲が使われていて、これもスペイン語の曲だったのか!?と驚いています。

Mi mudo sin ti

Seducción

Caliente

Ave Maria

文法上の難点

2022/10/30追記
まだ自力で書いたり話したりする域には達しておりませんが、文章と読んで動詞の語尾を見れば大体の主語と時制がわかるようになってきました。
とはいえまだ、困っている所がありまして…
"Se"を用いた表現ですね。これは

  • 三人称の再帰動詞
  • 三人称を目的格にした文(これは動詞を見て三人称でなければ判明可能)
  • 無人称文

など様々な使い方があるので判断が難しいです。

3人称主語→3人称目的語なども小説にはよく出てきますが、その場合の主語の特定も難しい印象です。

仕事に活かせるか??

スペイン語の日本での需要は残念ながらそんなに大きくないので、仕事に活かせるかというとそうでもないのが現状ですね。やはり英語はビジネス、科学、ITにおいては地位を確立してしまっているので重要度では英語に軍配が上がります。
とはいえTandemというネイティブの人と繋がれるアプリをやっていてもスペイン語圏はよく連絡がくるのに対して英語圏の人はなかなか連絡が来ない印象です。
スペイン語には友達や家族とのつながりを重要視しやすいらしくフレンドリーな人が多いですね。
スペイン語は世界の言語は英語だけではないと思わせてくれる言語です。